キーマップ

Vial上でカスタマイズできます。
デフォルトでは以下のキーマップになっています。 で好きなように変更してください。

レイヤー0(デフォルトレイヤー)

layer-0

右側はトラックパッドの設定エリアです。

レイヤー1

layer-1

レイヤー2

layer-2

カスタムキーコード

Userタブにカスタムキーコードを用意しています。
実際に機能するものは一部で、大半はトラックパッドの設定用です。

layer-1

キー 説明
CHi このキーを押している間、カーソルの移動速度が2倍になります。
CLw このキーを押している間、カーソルの移動速度が半分になります。
Scroll Mode
このキーを押している間はカーソル移動の代わりにスクロールします。
Scroll OnlyON の場合は、スクロールの代わりにカーソル移動します。
Val 1 - Val 9 トラックパッドの数値項目の設定に使用します。設定以外には使用できません。
ON, OFF トラックパッドの機能の有効、無効を設定します。設定以外には使用できません。
R0 - R270 Futabaでは使用しません。
それ以外 設定項目のラベル表示用です。設定以外に使用できません。

トラックパッド

Vial上でカスタマイズできます。
一部の項目はレイヤー0(デフォルトレイヤー) でのみ設定可能です。

タップやスワイプジェスチャの挙動に加え、カーソル速度やスクロール速度などを設定可能です。

カーソルに関する設定

レイヤー0(デフォルトレイヤー) で設定します。
他のレイヤーに設定しても機能しないので注意してください。

項目ごとに決まったキーコードのみ指定可能です。 無効なキーコードが指定された場合は初期値を使います。

この項目はキーボードを再接続するまで反映されません。

項目 Vial上の表示 指定可能な値 初期値 説明
カーソル速度 Cursor Speed Val 1 - Val 9 Val 5 カーソルの移動速度を設定します。数値が大きいほど速くなります。
カーソルの加速 Cursor Acceleration ON, OFF OFF カーソルの加速有無を設定します。
慣性カーソル Inertia Cursor ON, OFF ON カーソル移動中に指を離したときにそのままカーソルを移動するかどうか設定します。
カーソル補正
Cursor Correction
Val 1 - Val 9
Val 2
カーソル補正の強さを設定します。
数値を大きくすると補正が強くなりますが、遅延が大きくなります。

スクロールに関する設定

レイヤー0(デフォルトレイヤー) で設定します。 他のレイヤーに設定しても機能しないので注意してください。

項目ごとに決まったキーコードのみ指定可能です。 無効なキーコードが指定された場合は初期値を使います。

この項目はキーボードを再接続するまで反映されません。

項目 Vial上の表示 指定可能な値 初期値 説明
スクロール速度 Scroll Speed Val 1 - Val 9 Val 4 スクロール速度を設定します。数値が大きいほど速くなります。
垂直スクロールの反転 Reverse Vertical Scroll ON, OFF ON 垂直方向のスクロールを反転するかどうか設定します。
水平スクロールの反転 Reverse Horizontal Scroll ON, OFF OFF 水平方向のスクロールを反転するかどうか設定します。
慣性スクロール Inertia Scroll ON, OFF ON スクロール中に指を離したときにそのままスクロールを継続するかどうか設定します。
スクロールのみ Scroll Only ON, OFF OFF ONにすると、カーソル移動が無効になりスクロールのみになります。

タップ

レイヤーごとに個別の設定が可能です。
1本指から4本指までのタップ挙動を設定できます。

デフォルトは以下の設定になっています。

項目 Vial上の表示 初期値 説明
1本指タップ One Finger Tap Mouse1 左クリック
2本指タップ Two Finger Tap Mouse2 右クリック
3本指タップ Three Finger Tap Mouse3 ホイールクリック
4本指タップ Four Finger Tap Win + S 検索機能へのショートカット

スワイプジェスチャ

レイヤーごとに個別の設定が可能です。
3本指、4本指のスワイプジェスチャの挙動を設定できます。

3本指

layer-0-3finger

デフォルトでは以下のキーバインドになっています。

スワイプ方向 イメージ 説明
タスクビュー(Win + Tab)
デスクトップ表示(Win + D)
ブラウザの戻る(マウスのボタン4)
ブラウザの進む(マウスのボタン5)

4本指

layer-0-4finger

デフォルトでは以下のキーバインドになっています。

スワイプ方向 イメージ 説明
タスクビュー(Win + Tab)
デスクトップ表示(Win + D)
左のデスクトップへ移動(Win + Ctrl + ←)
右のデスクトップへ移動(Win + Ctrl + →)

オリジナルファームウェアの作成

Futabaのファームウェアのソースは以下のリポジトリにあります。
ライセンスの範囲であれば、自由に改変してかまいません。

https://github.com/geek-rabb1t/vial-qmk/tree/gr_master/keyboards/geek_rabb1t/futaba

ファームウェアの書き込み方法

一度、PCから切断し、Futabaの裏側に空いている穴をシャープペンシル等で押しながらUSBケーブルを接続してください。

ファームウェア書き込みモードへの移行

ストレージデバイスとして認識するので、ファームウェアをドラッグドロップして書き込んでください。

ファームウェアの書き込み

ホイールを軽くする

使用するロータリーエンコーダーを変更することでホイールの操作を軽くすることができます。
遊舎工房さん等で取り扱いのある低トルクタイプのロータリーエンコーダー(EC12E2440301)が対応品です。